ハンセン病の元患者の家族を対象とする補償金について、申請期限を5年間延長する改正法が12日に成立した。

ハンセン病家族補償法は、ハンセン病を巡る偏見や差別など、家族が受けた精神的苦痛への補償として、元患者の配偶者ら家族に130万~180万円を支給するもの。

11月が申請期限となっていたが、改正により2029年11月まで5年間、期限が延長となる。

参院本会議において、全会一致で可決、成立した。

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