20日告示の東京都知事選について、現職で2期目の小池百合子氏(71)が12日、立候補する意向を表明した。同日が最終日だった都議会の本会議で明らかにした。投開票は7月7日。

 小池氏は「『東京大改革3・0』を進めていく。その覚悟をもって、7月の東京都知事選挙への出馬を決意いたしました」と述べた。

 都知事選をめぐっては、立憲民主党参院議員の蓮舫氏(56)が立候補を表明しており、同党や共産党、社民党が支援する方針。小池氏に対しては、自民党や公明党などが自主的に支援する構えで、事実上の与野党対決の構図となる。

 小池氏は、自民衆院議員だった2016年に自公推薦候補らを破って初当選、20年に再選を果たした。

 今回の都知事選には、ほかに、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)、タレントの清水国明氏(73)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)、AIエンジニアの安野貴博氏(33)、元衆院議員の小林興起氏(80)らが立候補を表明している。

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