自民党の「全ての女性の安心・安全と女子スポーツの公平性等を守る議員連盟」は13日、党本部で総会を開き、「女性の安全・安心の確保を図るため」の議員立法の骨子案を了承した。次の国会での法案提出をめざすという。

 議連は昨年6月にLGBT理解増進法の成立に伴い、「国民の不安を取り除く」として設立された。骨子は「性別で利用者が区別される施設において特に女性の安全・安心を確保する必要」があるとし、公衆浴場などにおいて「身体的な特徴」によって男女を区別することや、施設管理者が対策に努めることなどを求める内容だ。

 議連の片山さつき共同代表は総会後に「できるだけ多くの賛同を求めたい」と語り、野党にも協力を求めていく考えを示した。(南有紀)

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