公明党の山口那津男代表(71)が、任期満了を迎える今年秋以降も続投する方向で検討していることが分かった。在任15年に及び、世代交代の遅れが指摘されているが、秋以降に取り沙汰される衆院解散・総選挙に備える必要があると判断した。党関係者が13日、明らかにした。

山口氏は12日のラジオ日本番組で、9月に予定される自民党総裁選後の衆院解散の可能性に言及。衆院選前の代表交代について「党の力を結集できるか、ということがある。党大会の時期をずらすことも考えながら配慮を巡らしたい」と述べ、続投を示唆した。

公明党中央幹事会であいさつする山口那津男代表=13日、東京都新宿区

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