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 国会議員に月100万円支給される旧文通費の見直しを巡り、自民党との合意を反古にされたと主張する日本維新の会の馬場伸幸代表が、自民側からの水面下での要請の内幕を暴露しました。

■1年ぶりにゼレンスキー大統領と再会 連携を改めて確認

 岸田文雄総理大臣はG7=主要7カ国首脳会議に出席するためイタリアを訪れています。

 G7広島サミット以来、およそ1年ぶりに再会したウクライナのゼレンスキー大統領を、笑顔で迎えます。 岸田総理
「日本はG7を始めとする同志国と連携し、ウクライナを強力に支援していく」 ゼレンスキー大統領
「フミオありがとう。本日は本当にありがとう」

 岸田総理はウクライナとの連携を改めて確認。可能な範囲で殺傷性のない装備や物資の提供などの支援を約束しました。

 ゼレンスキー大統領はSNSで、支援は10年という長期にわたるもので日本は今年中に45億ドル、日本円でおよそ7000億円を提供するとしています。

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■「嘘つき」 日本維新の会が自民党を批判

■「嘘つき」 日本維新の会が自民党を批判

 一方、国内に目を向けると…。

日本維新の会 馬場代表
「外遊に行っている場合じゃない。信用してくれと言ったから信用したという報告を聞いているので、完全にそれをひっくり返すのであれば、嘘つきですよね」

 岸田総理を、強い言葉で非難したのは日本維新の会の馬場代表です。

 事の発端は自民と日本維新の会が合意した国会議員に月額100万円が支給される旧文通費の使途公開などを義務付ける立法措置についてです。

 この時、実現の時期については明示されませんでした。

 その後、自民党は今国会中での成立は難しいとの認識を示したのです。

自民党 浜田靖一国対委員長
「日程的にみると厳しいかなと思う」

 これを受け維新は猛反発。

馬場代表
「これをやらないということになると、全く嘘つき内閣と言っても過言ではないと思う」

 「嘘つき内閣」と強く非難された岸田総理は次のように話しました。

岸田総理
「具体的な実現時期は合意文書に記載されていないと承知しているが、早期に結論を得たいとの私の思い、これは国会においても繰り返し答弁させていただいた」

 実現時期は合意文書に記載されていないと説明しました。

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■期日が示されなかったのは自民党の要請? 馬場代表が暴露

■期日が示されなかったのは自民党の要請? 馬場代表が暴露

 13日、馬場代表は合意文書に期日が示されなかったのは、自民党からの要請であると暴露しました。 馬場代表
「自民党と話をする中で、彼らが信用してほしいと。だから期日は外してくれという水面下の話があって、それで外している。だからそれをやらないとなれば嘘つきということになるので、今後自民党との付き合いというのは、考えていく必要がある」  自民党の旧文通費への対応次第では、参議院で政治資金規正法改正案に反対する可能性を示唆しました。

 23日の会期末までに法改正できるかは見通せない状況です。

 19日には岸田政権で初めてとなる党首討論が開催されることも決まり、帰国後、政治とカネを巡る問題は、ヤマ場を迎えます。

(「グッド!モーニング」2024年6月14日放送分より)

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