木原防衛相は14日の記者会見で、アメリカ軍幹部が議会で輸送機オスプレイの安全性に懸念が残っているとの認識を示したことに関し「事前に承知しておらずアメリカ側に確認している」と明らかにした。

アメリカ海軍航空システム司令部のチェビ司令官は12日、アメリカ議会の公聴会で、オスプレイの安全性などの調査が完了するには「6カ月から9カ月かかる」とした上で、全面的な任務再開は2025年半ば以降になるとの見通しを示した。

日米両政府は、2023年11月に鹿児島県屋久島沖で墜落した事故を受け、見合わせていたオスプレイの飛行を3月に再開している。

木原防衛相は会見で「日本国内の日米のオスプレイも安全に運用を行ってきている。安全性に問題はないと考えていて運用停止を求める考えはない」と述べた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。