G7(主要7カ国)首脳会議などに出席するためイタリア、スイスを訪問していた岸田首相は、一連の日程を終えて帰国の途に就いた。
同行したフジテレビ政治部・瀬島隆太郎記者が報告する。
G7が結束してロシアと中国をけん制する姿勢を示し、同行筋は「面目躍如で大きな成果だ」と強調している。
岸田首相は、「G7として一致してメッセージを出すことができた。このことは現下の情勢に鑑みて重要であった」と述べた。
イタリアでG7サミットの出席を終えた岸田首相は、スイスで開かれている「平和サミット」に滞在5時間の駆け足で出席し、演説した。
平和サミットで岸田首相は、「ウクライナの美しい大地に平和を取り戻すべく、国際社会と緊密に協力し、引き続き取り組みを継続します」と述べた。
帰国の途に就いた岸田首相を待ち受けるのは、終盤国会での攻防。
23日が会期末の今国会での衆議院の解散について記者団から問われた岸田首相は、「先送りできない課題に全力で取り組んでおり、仕事で結果を出すこと以外、今は考えていない」と述べた。
党幹部との亀裂も深刻化する中、さらに厳しい政権運営を迫られることになる。
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