協議は17日、中国・北京で行われ、外務省の鯰アジア大洋州局長と中国外務省の劉勁松アジア局長が参加しました。
この中で、東京電力福島第一原発の処理水放出について、去年11月とことし5月に行われた日中首脳会談を踏まえ、建設的な協議と対話を通じて問題を解決していくことを確認するとともに、事務レベルでの協議を加速していくことで一致しました。
そして、日本側からは改めて、日本産水産物の輸入停止措置の即時撤廃を求めました。
また、中国国内で拘束されている日本人の早期解放や日本のEEZ=排他的経済水域内に設置された中国のブイの即時撤去を求めるとともに、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調しました。
その上で、今後も緊密に意思疎通を続けていくことで一致しました。
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