東京都知事選(20日告示、7月7日投開票)への出馬を表明している現職の小池百合子知事(71)は18日午前、記者会見を開き、3選に向けた政策を発表した。
「東京大改革3・0」と題する基本政策では、「セーフ・シティー」や「スマート・シティー」などを目指すべき都市像と位置づけ、これまで第2子以降だった保育料無償化を第1子まで拡大することや、出産時の痛みを麻酔で和らげる無痛分娩(ぶんべん)の費用助成、都独自の認知症専門病院の創設、中学校での35人学級導入などを盛り込んだ。また「首都防衛」を掲げ、ミサイル攻撃に備えたシェルター整備やマンション防災の強化を進めるとした。
小池氏は「少子高齢化、自然災害などの構造的な課題が山積している。明るい未来への希望を持ってもらうために東京がじっとしていてはいけない」と述べた。【島袋太輔】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。