国家公務員のなり手不足が課題となる中、人事院の川本裕子総裁は16日、NHKの「日曜討論」で、「業務量に対しての定員が十分ではないという声が常にある。政府として国家公務員の定員問題をどうするか、考える時期に来ているのかもしれない」と述べました。

これについて、河野デジタル大臣は、18日の記者会見で、川本総裁の発言は理解できるとする一方、「人口減少で、どの産業も人手が不足する中、国だけでなく地方の都道府県、市町村の行政についても、ニーズがあるからといって、のほうずに職員数を増やすことは非常に難しい」と述べました。

そして、まずはデジタル分野に重点的に人員を配置するなどして仕事の効率化を進めることで、公務員一人一人の業務負担の軽減を図っていく方針を説明しました。

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