学校給食の魅了アップを目的に、北九州市が実施している「おいしい給食大作戦」。
18日は、人気シェフが小学校で新メニューを提供しました。
北九州市小倉南区の市丸小学校で提供されたのは、イタリア発祥の温かいサンドイッチ「パニーニ」。
トマトやナスなどの夏野菜を使った南イタリアの郷土料理「カポナータ」と「チキンカツ」をパンで挟みました。
給食には珍しい今回のメニューを考案したのは、イタリアンシェフの菅沼康二さんです。
菅沼さんは、ミシュランガイドにも掲載された小倉の人気店「Bekk(ベック)」のオーナーシェフ。
2012年にオープンしたこの店では、九州の生産者から仕入れた旬の食材を使った料理を楽しむことができます。
そんな有名シェフの手掛けた「給食」が、北九州市が推進する「おいしい給食大作戦」の一環として子供たちに振るまわれました。
普段なかなか口にすることがない「本格メニュー」に、子供たちも大満足。
◆6年生
「野菜とか具だくさんでおいしかった」
◆6年生
「僕はナスがちょっと苦手だったんですけど、このカポナータはナスとソースがとてもマッチしていて、とても食べやすかったです」
◆Bekk 菅沼康二さん
「思った以上に喜んでくれて嬉しかったです。まずは美味しい給食を作って、残食を減らしていきたい」
人気料理人などとコラボした給食メニューは、今後も続々と登場する予定となっています。
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