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 18日の参議院では、日本維新の会が衆議院での賛成から一転、反対に回るなか、政治資金規正法改正案の採決が強行され、与党の賛成多数で可決されました。19日にも成立する見通しです。

■野党反対も…参院特別委で自公採決強行

立憲民主党 小沼巧参院議員
「こんな法案を無理やり通すこと自体、責任の果たし方としておかしいと思います。自民党総裁として責任のあり方、取り方、本当にこれでいいんですか」 岸田文雄総理大臣
「政策活動費についても、まだ詰めなければいけない部分があるが、しかし、その中にあって大きな柱、大きな柱、政策活動費については、今まで信頼を確保するための仕組みはなかったわけです」  自民党の裏金事件を受け、いわゆる連座制の導入や政策活動費の10年後の公開などが盛り込まれた、政治資金規正法の改正案。18日の参議院の特別委員会では、自民党と公明党が賛成し、立憲民主党などの野党は反対しました。

 衆議院では賛成した日本維新の会も一転、反対に回りました。その理由とは?

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■反対に転じた維新「国民に対する裏切り」

■反対に転じた維新「国民に対する裏切り」

 18日、政治資金規正法の自民党の改正案について、反対に回った日本維新の会。旧文通費について、使い道の公開を義務付ける立法措置を講ずることで合意していましたが、約束をほごにされたと反発を強めていました。 日本維新の会 音喜多駿政調会長
「旧文通費改革への世論の期待は大きく、ここで結論を先送りすることは重大な国民に対する裏切りです」 岸田総理
「早期に旧文通費改革を進めたい。この思いは全く偽りはありません。各党各会派で早期の合意を得て、必要な立法措置が講じられるよう、誠心誠意対応していく所存です」  岸田総理の答弁を受け、日本維新の会は参議院に問責決議案を提出しました。

 ただ、18日の参議院の本会議では、問責決議案は取り扱われないまま、政治資金規正法の改正案が与党などの賛成多数で成立する見通しです。

(「グッド!モーニング」2024年6月19日放送分より)

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