高齢者の自宅へ食事を届ける配食サービス事業で安否確認を怠り、倒れていた80代女性の発見が遅れ、その後死亡していたことがわかりました。
札幌市の高齢者配食サービス事業は利用者の自宅に夕食を届ける際、安否を確認し異常があった場合は関係機関へ連絡することになっています。
市によりますと、今月7日、運営事業者の配達員が80代の女性の自宅を訪問した際、応答がなかったのに連絡をせず、食事をドアノブにかけて退去。
翌日も同じ対応をし、訪れた家族が自宅で倒れている女性を発見。その後病院で死亡が確認されました。
市は遺族に謝罪するとともに、すべての事業者に安否確認の徹底や報告体制の見直しを求めています。
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