20日告示された東京都知事選をめぐり、都選挙管理委員会は同日午前、緊急の記者会見を開き、事前に設置していた48人分のポスター掲示場について、49人以上の立候補が確実になったとして、追加でポスターを掲示する方法を説明した。届け出順が49番目以降の候補者はアクリル板にポスターを貼り、掲示板に固定するという。

 都選管によると、都内に約1万4千カ所設置されているポスター掲示場の下部に、候補者自らがアクリル板に貼ったポスターを画びょうやテープを使って固定するという。下部への固定が難しい場合は、左右や上部への増設も認める。

 知事選には20日午前11時40分までに、37人の立候補が受理され、過去最多だった前回選(22人)を上回った。前日までに届け出に必要な書類の内容確認を終えた候補者は54人に上り、20日午後5時までの届け出終了までに、立候補が受理される候補者はさらに増える見通しだ。(中村英一郎)

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