東京都知事選が告示され、街頭演説する蓮舫氏=東京都中野区で2024年6月20日午前11時11分、長谷川直亮撮影

 20日告示された東京都知事選は、午後5時に立候補の届け出が締め切られた。現職、新人の計56人が立候補し、候補者数は前回2020年の22人から大幅に増加して過去最多となった。選挙戦は17日間で、7月7日に投開票される。

 元立憲民主党代表代行の蓮舫氏(56)は、党幹部らとJR中野駅前で第一声。「華やかに見える東京で格差が広がっている。私がリーダーとなって東京を変えたい」と意気込んだ。若者の非婚化が少子化の一因だとして「奨学金の負担を減らし、雇用の安定を図る」と強調。財政の「見える化」や、不明朗な契約の見直しを進め、生まれた財源を若者や子どものために使っていくと語った。

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