長野市議会最大会派の「新友会」が政務活動費の運用を見直すことを決めました。市民との会合で茶菓子は提供せず、交通費を実費支給する方針です。
これは、6月20日に開いた議会運営委員会で明らかにしました。
「新友会」はこれまで、年2回の意見交換会に参加した市民に対し、政務活動費の「茶菓料」から1人1500円のケーキ・コーヒーセットを提供。また、一律3000円の「交通費」を支給していました。
市の条例で金額の上限は設定されていませんが、「公職選挙法」が禁じる「寄付行為」にあたる可能性も指摘されています。
新友会 小泉栄正会長:
「(寄付行為に当たる可能性がある)認識なかった。そういう意味で甘かったと、きちっと改めていきたい」
今後、茶菓子は出さず、交通費は実費相当額を支給する方針で算定方法を検討します。
一方、市議会も協議を続け、運用ルールの明確化などを検討します。
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