上川陽子外相は21日、韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外相と電話で協議した。19日のロシアと北朝鮮の首脳会談を受け「日本を取り巻く地域の安全保障に与える影響の観点から深刻に憂慮すべきだ」と強調した。北朝鮮への対応に日韓、日米韓で緊密に連携すると再確認した。

韓国外務省の発表によると、両外相はロ朝の「包括的戦略パートナーシップ条約」を通じた軍事・経済協力の強化を、日韓の安保と朝鮮半島の平和・安定に対する重大な脅威と位置づけ、厳重な懸念を表明した。趙氏は上川氏と話すのに先立ち、ブリンケン米国務長官とも電話した。

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