岸田文雄首相は21日の記者会見で、首相・自民党総裁としてやり残した課題は何か、との質問を受けた。首相は「道半ばの課題ということで申し上げるならば」と前置きした上で、デフレ脱却をはじめとした経済再生▽外交・安全保障の推進▽政治改革・信頼回復▽憲法改正――などを挙げた。
次の首相に必要な資質・条件は何かとの質問には、「歴史的な転換点、変化に対する大局観」が大事だと語った。大局観を持って「先送りできない課題に取り組んでいかなければならない」とし、困難な課題に対し「勇気と覚悟を持って結論を出していく」必要があるとした。【影山哲也】
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