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 岸田文雄総理大臣が打ち出した電気とガス料金補助の一時的な再開。街の人からは賛否の声が上がりました。

■「酷暑乗り切り緊急支援」8月から3カ月限定

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「かなり高くなってるので、相当コストアップ。仕事もそうだし、家庭もそうだし」  家計を直撃している電気代とガス代の高騰。資源エネルギー庁によると、政府の「負担軽減措置」により、標準的な家庭で電気代は月2800円、ガス代は月900円の値引きとなっていました。

 負担軽減措置は先月の使用分までで終了していました。

 そんななか、岸田総理は「酷暑乗り切り緊急支援」と銘打ち、8月からの3カ月間限定で、電気料金とガス料金の補助を復活させると表明したのです。 岸田総理
「『酷暑乗り切り緊急支援』として8月9月10月分、3カ月について電気・ガス料金補助を行います」

 「酷暑乗り切り」というネーミングですが、猛暑が予想される7月は含まれていません。

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■街の人、喜びの声の一方…厳しい意見も

■街の人、喜びの声の一方…厳しい意見も

 さらに、岸田総理は別の支援策も打ち出しました。 岸田総理
「具体的には物価高の中で、食費の高騰などに苦しんでおられる年金世帯や低所得者世帯を対象として、追加の給付金で支援することを検討いたします」  秋には年金受給世帯や低所得者世帯に対する追加の給付金などを検討する方針を表明。また、燃油価格の高騰を抑えるためのガソリンや灯油などへの補助も年末まで延長する考えを明らかにしました。  この政策に、街の人からは次のような声が聞かれました。 20代会社員
「補助してもらったほうが、少しは節約になるのでいい」 60代会社員
「現実的にいろんなものが少し楽になる。いただけるとか安くなるというのは、単純にありがたい」

 喜びの声がある一方で、厳しい意見も聞こえてきました。

50代製造業
「選挙がらみというのが、非常に伝わってくる」
「(Q.物価高の給付金については?)所得の低い方にやるのは賛成だが、それも付け焼刃というか」 50代会社員
「お金をどんどんつぎ込んでも、効果として日本の経済が伸びるとか見通しでもあればいいですけど、そういう感じではない。なんとなく点数稼ぎみたいな感じはします」

(「グッド!モーニング」2024年6月22日放送分より)

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