安保条約が自動延長
1970(昭和45)年 午前0時に日米安全保障条約が自動延長。60年に改定された日米安保条約は、期限を10年とし、締結国からの1年前の予告により一方的に破棄できると定めた。逆に言えば、破棄の意思表示がなければ自動継続される仕組み。日本では一部の野党や労働組合などが破棄を主張したが、国民の支持を得ることはなかった。
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その他の出来事
強力な永久磁石・MK鋼の特許確立
1932(昭和7)年 東京帝国大助教授の三島徳七(1893~1975)が強力な永久磁石MK鋼の特許を取得。ニッケル鋼に適量のアルミニウムを添加すると物理的性質が変化することに着目した発明で、養家の三島と生家の喜住(きずみ)の頭文字をとってネーミングした。現在、電子機器、航空機、自動車に使われるアルニコ磁石の基になった。50年文化勲章を受章。特許庁が選定した日本の十大発明家の一人。
東北新幹線 盛岡―大宮間で開業
1982(昭和57)年 東北新幹線が盛岡―大宮間で開業。85年上野まで延伸、91年6月から東京駅発着に。2010年新青森まで全線開通。営業キロ713キロ超の日本最長の鉄道路線。
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沖縄県「平和の礎」の除幕式
1995(平成7)年 沖縄戦終結から50年目のこの日、沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園で戦没者23万4000人の氏名を刻んだ「平和の礎(いしじ)」の除幕式が行われた。沖縄方言で、「礎」を「いしじ」と発音することにちなみ、平和創造の礎となることを祈念して沖縄県が建造した。国籍や軍人、民間人の区別なく、沖縄戦で死亡した全ての人々の氏名を刻んだモニュメントで、刻銘者は現在24万人を超える。
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男女共同参画社会基本法を公布・施行
1999(平成11)年 男女共同参画社会基本法が公布・施行された。男女の人権が尊重され、性別にかかわりなく個性と能力を十分に発揮できる社会が「男女共同参画社会」。その実現に向け、基本理念を定め、国、地方自治体、国民の責務を示し、施策の方向を定めた。
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