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 岸田総理は21日、暑い夏を乗り切るための緊急支援として、電気・ガス料金の補助を8月から3カ月期間限定で再開すると発表しました。突然の再開の発表に「総裁選への実績作りだ」という声も上がっています。

■総裁選への“人気取り”?

 国会が閉会となり“あいさつ回り”を行った岸田文雄総理。  会期末などの節目に行われることもあり、以前までは和やかな雰囲気で笑顔があふれていましたが…。 岸田総理
「心からお力添えに感謝を申し上げたいと思います」  今回は淡々と行われ、周りには笑顔はありません。さらに、自民党の若手・東国幹衆院議員からは「岸田総理・総裁にはゆめゆめ再選などと軽々しく口にするのではなく」と再選を望まぬ厳しい言葉が飛び出しました。

 党内に不協和音が生じるなか、岸田総理が打ち出した新たな支援策。それが、5月使用分で一度終了した電気・ガス料金の補助が期間限定で復活することに。

岸田総理
「『酷暑乗り切り緊急支援』として8月・9月・10月分、3か月について電気ガス料金の補助を行います」  さらに、ガソリンや灯油への補助は年内いっぱいまで延長。秋には年金世帯や低所得者を対象とした給付金による支援も打ち出しました。

 これに対し、街の人からは次のような声が聞かれました。

自営業 50代
「電気代が結構うちかかってるんで、普通の家庭よりは恩恵というか、金額は得してると思いますけど、人気取りでやるでしょうから」

「秋に行われる総裁選に向けた人気取り」とみる人もいました。

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年6月24日放送分より)

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