共産党の小池晃書記局長は24日の記者会見で、自民党内から岸田文雄首相の退陣論が出始めたことについて「(通常国会で)自民は内閣を信任しており矛盾だ。代わってほしいなら国会開会中に言うべきだ」と述べた。自民は、岸田内閣の不信任決議案に反対した。

内閣支持率低迷に関しては「自民は何の反省もなく、裏金容認の改正政治資金規正法を通した。退場するしかない」と語った。首相が打ち出した8月からの電気・ガス料金の負担軽減策を巡り「国民の暮らしが大変だと思うなら、消費税を減税すればいい。小出し、つぎはぎのやり方を国民は見透かしている」と指摘した。〔共同〕

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