自見英子万博担当相

 自見英子万博担当相は27日、博覧会国際事務局(BIE)のディミトリ・ケルケンツェス事務局長と東京都内で会談し、2025年大阪・関西万博に向けて取り組むべき課題について意見交換した。

 自見氏は会談の冒頭、万博の「国際参加者会議」開催に触れ「各国が大変な意欲を持って参加してくれたことを心強く思った」と発言。ケルケンツェス氏は「日本政府がしっかりと万博にコミットしていると示すことができた」と応じた。

 ケルケンツェス氏は会談後、記者団の取材に応じ、「現場では工事も順調に進んでいる。出展国もしっかりと現場に入り、パビリオンもできあがり始めている」と語った。万博のキーワードである共創や、開催に向けた市民の一体感の醸成、国内でのプロモーション活動を巡って自見氏と意見を交わしたことも明らかにした。【内田帆ノ佳】

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