大きな大会やイベント時に混雑する県民総合運動公園の駐車場について県は、
増設する意向を示しました。また、宿泊施設だった旧『火の国ハイツ』についても民間に売却することを前提に有効な利用策を検討することも明らかにしました。

【木村知事】
「駐車場不足については新たな駐車場の増設の検討を進めている」

県民総合運動公園は、およそ100ヘクタールの広大な敷地に野球場やサッカー場などのスポーツやレクリエーション施設を有し、駐車場は1800台以上を確保しています。

しかし、大きな大会やイベントが重なると、駐車場はすぐに満車となり、周辺道路で渋滞が発生するなど利用者だけではなく近隣住民の生活にも影響を与えています。

これを受け、木村知事は駐車場の増設に向けて検討していることを明かし、今年度中に設置場所や規模などを公表したいとしています。

また、公園に隣接し、閉館して3年がたつ宿泊施設の旧『火の国ハイツ』の利活用についても県議会で取り上げられました。

旧『火の国ハイツ』は都市計画法の『都市公園』の区域内に位置していることから、公園の施設としての利用が定められていて、有効に使われていないということです。

しかし、県はこの『都市公園』の区域から除外することを今後、熊本市と協議した上で民間に売却することを前提に利活用を検討していくと明らかにしました。

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