岸田政権が発足して、29日で1000日です。焦点は岸田総理が9月の自民党総裁選に出馬するかどうかです。

 (政治部・村川仁基記者報告)
 岸田総理を支える林官房長官は「引き続き、さまざまな課題に取り組む」と政権継続に意欲を示しました。

林官房長官
「(在職1000日は)政権として先送りできない課題に取り組む毎日の積み重ねの結果であるものと受け止めております」

 総裁選を巡っては、河野デジタル大臣が出馬を模索し、茂木氏や石破氏、高市氏らが意欲をにじませるなど動きが活発化しています。

 岸田総理は、29日の山梨を皮切りに8月にかけて全国を回り、海外訪問も重ねて政権浮揚を図りつつ、党内情勢を見守る構えです。

 総理周辺は、中央アジア訪問から帰国する「8月中旬以降に、出馬するかしないか最終判断することになる」と話します。

 岸田総理の判断次第で、総裁選の構図は大きく変わることになります。

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