政府は28日、財務省の茶谷栄治事務次官(61)の後任に新川浩嗣主計局長(61)を起用するなど幹部人事を決めた。7月5日付で発令する。
国際部門トップの神田真人財務官(59)も退任し、三村淳国際局長(57)が後任となる。7月31日付で発令する。
神田氏は2021年7月から3年にわたり財務官を務め、円安が進むたびにメディアに対し、日本政府の立場を説明した。4~5月に実施した円買い・ドル売りの為替介入では責任者を務めた。市場では、神田氏が退任するかどうか注目されていた。【山下貴史】
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