岸田総理大臣は総理官邸で石川県の馳知事と面会し、能登半島地震からの復興に向けて追加の予備費の支出決定を来週中にも行う考えを示しました。

岸田総理大臣
「これまで3次にわたる予備費使用決定など累計で2767億の財政措置を行ってきましたが、来週にも予備費第4弾、使用決定することを考えております」

 石川県の馳知事は県外などで避難生活を続ける2次避難者への支援などを盛り込んだ要望書を手渡しました。

 会談のなかで馳知事は「がれきの撤去やなりわい支援はいまだ厳しい状況だ」として、「復興基金も含めて特段の配慮を賜りたい」と要望しました。

 これに対し、岸田総理は「創造的復興に向けて観光の再生やまちづくりなど政府として全面的に支援していく」と強調しました。

 また、岸田総理は地震の被害や国の支援状況などを踏まえたうえで、復興基金の設置の検討を進める考えを示しました。

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