岸田文雄首相は28日、官邸で記者団から9月の自民党総裁選に出馬する考えがあるかと問われ、「課題に結果を出すことに全力で取り組んでいる。それ以上のことは今考えていない。従来から申し上げている通りだ」と述べた。

また、29日で首相の在職日数が1000日を迎えることについて岸田首相は、「就任してから今日まで、国の内外で数多くの課題に直面してきた。歴史的な転換点と言われるような状況の変化もあった」と述べた。

その上で、「毎日毎日、緊張感の中で課題に取り組む連続だった。緊張感の積み重ねが今日であると思っている」と述べた。

また、今後については、「今現在、政治改革、経済、災害からの復旧復興など、先送りできない課題に取り組んでいる。こうした課題に取り組んでいくことに尽きる」と述べた。

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