2023年分の国会議員1人当たりの平均所得を政党別に比べると、自民党が2811万円で前回22年分から529万円増やし、7年連続でトップとなった。1億円を超える高所得者の増加が平均を押し上げた。2位は参政党で2648万円、3位は国民民主党の2367万円が続いた。

所得総額が1億円を超えたのは7人で、前回の2人から大幅に増えた。7人はいずれも自民所属。自民は所得総額の上位20人中、14人を占めた。参政は所属するのが代表の神谷宗幣参院議員のみで、全体の87位だった。

国民は前回から225万円増えた。最高額の鈴木義弘衆院議員は5886万円で、全体の14位。同党を離脱した議員らでつくる教育無償化を実現する会は、2104万円で6位だった。

4位以下は日本維新の会2312万円、立憲民主党2247万円、教育、公明党2078万円、れいわ新選組2055万円、共産党2022万円、社民党2002万円の順だった。

みんなでつくる党は公開対象の議員がいなかった。〔共同〕

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