石破茂氏

 自民党の石破茂元幹事長は17日のラジオ日本番組で、支持率が低迷する岸田文雄首相の政権運営を巡り、28日投開票の衆院島根1区補欠選挙の結果を注視する考えを示した。「島根の有権者がどう判断するかを見ないと、次の局面にはならない」と述べた。「島根を一生懸命やらないで『岸田けしからん、辞めろ』というのは、自民のすることではない」とも指摘し、性急な「岸田降ろし」論にくぎを刺した。

 隣県の鳥取1区選出の石破氏は、自身も自民候補の当選に全力を尽くすと強調した。島根1区は、16日告示の衆院3補選のうち唯一自民が新人の公認候補を擁立、立憲民主党元職との与野党対決の構図となっている。(共同)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。