岸田文雄首相(自民党総裁)は2日の党役員会で、3日に発行される新紙幣について「時代にふさわしい紙幣。国民に慕われることを期待する」と発言した。「日本の資本主義、女性活躍、科学技術イノベーションを代表する人物を肖像とする」と紹介した。

茂木敏充幹事長が2日の記者会見で、首相の発言を明かした。紙幣のデザイン刷新は20年ぶりで「日本資本主義の父」と称される渋沢栄一が1万円札の新たな顔になる。

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