普天間基地の移設工事を巡り、大浦湾側では軟弱地盤の改良工事に向けた7万本の砂の杭を打ち込むとしています。
沖縄防衛局は4日にも杭打ちの試験を実施すると見られています。

普天間基地の移設先の名護市辺野古の大浦湾側には軟弱地盤が広がっていて、沖縄防衛局は、海底に7万1000本もの砂の杭を打ち地盤を固める改良工事に向けた準備を進めています。

こうしたなか、沖縄防衛局は1日、砂の杭を打ち込む手順を確認するための試験作業を行うと県に通知していました。

2日朝、大浦湾には作業船が確認されていて、関係者によりますと、4日にも杭打ちの試験作業が行われると見られます。

木原防防衛相木原防衛相:
「今後、着手を予定している鋼管杭を用いる護岸工事を安全かつ円滑に実施するため、鋼管杭打設の手順等を確認する杭打ち試験を行うこととしておりまして、これにかかる作業を行っているものと承知している」

木原防衛大臣は、あくまで杭打ちに向けた試験で、県との事前協議の対象には当たらないとの認識を示しました。

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