日本維新の会の藤田幹事長は3日、立憲民主党の泉代表が「とんでもない置き土産」と維新の国会対応を批判したことに対し、「我々のスタンスを正確に把握されていないのでは」と反論した。
泉氏は6月28日、政治資金規正法の改正で政策活動費の領収書公開が10年後となったことについて、「維新と自民の党首会談が、とんでもない置き土産を残していった」と指摘していた。
さらに泉氏は、維新がその後、政策活動費の支出を廃止すると決めたことについても「支離滅裂で政党としてあり得ない」と猛批判している。
これに対し藤田氏は、維新の政策活動費廃止について「我々が提案したものを踏み越え一歩前進した形で、党内運用を進めていくもので、整合性はある」と強調。
さらに、立憲が政治資金パーティーの禁止を提案しながら、幹部が開催を予定したことを引き合いに、「出しているもの(法案)より弱めて党内運用するのは大問題」と反撃した。
藤田氏は、泉代表に対し「(前週の)会見でも同様の説明をさせてもらった。一次情報に当たって状況を把握するスタッフが周りにいらっしゃらないのではないか。情報を収集できていないと思う」とこき下ろし、「批判のための批判は、お互い良くない」とも述べた。
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