20年ぶりとなる新しい紙幣の発行がスタートしました。

実業家の渋沢栄一が1万円札の顔となるなど、デザインが一新され、金融機関への引き渡しが始まりました。

また、岸田首相は日本銀行本店を訪れ、新紙幣発行の現場を視察しました。

岸田首相:
(新紙幣が)日本の経済に元気を与えてくれる、こうしたことを期待したい。

岸田首相は、新紙幣に採用された3人が「日本の資本主義、女性の活躍、科学技術イノベーションを代表する人物」だとして、「時代にふさわしい紙幣だ」と述べました。

3日夕方には記者団に対し、デフレ脱却に向けた決意を述べました。

岸田首相:
成長型経済への移行に向けて、まさに今が正念場であると。まさに岸田政権の存在意義であると覚悟して取り組んでいるところです。

「デフレ脱却宣言」を行う考えについても問われましたが、「予断を持って、今述べることは差し控えたい」としました。

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