岸田総理大臣は自民党派閥の裏金事件に対する自身の責任について「国民に判断してもらう立場だ」と述べ、具体的な処分については言及しませんでした。

岸田総理大臣
「私自身（の責任）については、政治改革に向けた取り組みの進捗（しんちょく）ですとか、ご覧いただいたうえで最終的には国民の皆さん、そして党員の皆さんにご判断いただく立場にある」

　岸田総理は、政治資金収支報告書に「個人としての不記載はない」と説明したうえで、「自民党総裁としての責任は重く受け止めなければならない」と強調しました。

　一方、安倍派の会長を長年務めていた森元総理に対し、直接電話したことを明らかにしたうえで、森氏の「具体的な関与は確認できていない」と説明しました。

▶“裏金問題”で39人処分 岸田総理「国民に判断いただく」 その国民はどう見た？

▶「党運営は独裁的」不満続出…経緯に“不信感”も…『裏金問題』39人の処分を決定

▶安倍派から“恨み節”「訴訟も辞さない」裏金問題で離党勧告など厳しい処分正式決定

鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。