防衛省は4日、米国製の空対地長距離巡航ミサイル「JASSM(ジャズム)-ER」(射程約900キロ)と関連機材を約7500万ドル(約120億円)で米国から購入する契約を、日米両政府が締結したと発表した。2027年度までに配備する。
契約日は3月18日。ミサイル本体は最大50発で、航空自衛隊がF15戦闘機に搭載し、敵の脅威圏外から発射する「スタンドオフミサイル」として運用する方針。将来的には自衛隊が保有を進める反撃能力(敵基地攻撃能力)の一翼を担うとみられる。日本政府は23年度予算に取得費127億円を計上していた。【中村紬葵】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。