長崎市の長崎スタジアムシティの開業まで、6日で100日です。
長崎市役所にカウントダウンボードが設置され、5日にお披露目されました。
ヴィヴィくんとLUCAが長崎市役所にやってきました。
中央保育所の子供たちから大人気です。
みんなで紐を引っ張ります。
「どうぞ~」
現れたのは長崎スタジアムシティのカウントダウンボードです。
10月14日の開業まで6日で100日となるのを前に設置されました。
スタジアムシティは、ジャパネットグループが長崎市幸町の約7万5千平方メートルの敷地に手がけるサッカースタジアムやアリーナを軸とした複合施設です。
工事の進捗率は(6月末時点で)96.1パーセントと完成間近です。
プロジェクトは民間主導ながら、市は交流人口の増加や雇用の場作りにつながるとして盛り上げを図っています。
長崎市スタジアムシティ連携推進室 山口俊郎さん
「もちろん市民の皆さんに楽しんで頂くのはありますし、市外、県外、色んなところからたくさんの人に来て頂いて、長崎の町も楽しんでもらえたら」
市はスタジアムシティをPRする法被も制作しサポートしています。
KTN記者
「ヴィヴィくん、LUCA、公式Xでもカウントダウンをしているんだよね?」
LUCA&ヴィヴィくん
「うんうん」
「(ジャパネットグループの)リージョナルクリエーション長崎」も6日からXでカウントダウンを始めます。
一般の人から募った写真とメッセージを毎日、投稿するということです。
ボードは市役所1階に設置され、開業日までの残り日数を表示していきます。
期待感が高まる一方で、経済の専門家からは課題を指摘する声も聞かれます。
長崎大学経済学部の山口純哉准教授は、地域の商店街との回遊や交通渋滞対策について、開業100日を迎えるタイミングでも議論が進んでいない点を指摘しています。
山口准教授は「公共性の観点」から、長崎市や県といった「行政」が旗を振るべきだと注文。
今からでも遅くないとして、行政主導で商店街の今後や県庁跡地の利用を考える「まちづくりの団体」とも一緒に、予想される課題への議論の場を作るべきと呼びかけています。
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