岸田文雄首相の最側近である自民党の木原誠二幹事長代理は5日のBSフジ番組で、9月の党総裁選に向けた首相の準備状況を問われ「今の時点で聞いていない」と答えた。「首相は自分の仕事に集中すると言っている。何か準備が進んでいるということはないと思う」と語った。

内閣支持率が20%台に長期低迷する理由については、派閥裏金事件以上に、賃上げが物価高に追い付いていない状況が「相当影響している」との見方を示した。政権が目指す賃上げと投資の好循環実現には「道半ばだ」と述べた。〔共同〕

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