自民党の総裁選を巡って「ポスト岸田」の動きが活発となるなかで、出馬の動向が注目される茂木幹事長と石破元幹事長、小泉進次郎元環境大臣が地方行脚を行いました。

茂木幹事長
「(Q.おうちでもやられるんですか?)やります。鉄板はないからお好み焼きはやらないけど、家だと焼きそばとかパスタとか作りますし」

 茂木敏充幹事長は岸田総理大臣のおひざ元、広島県を訪問し、女性部との対話集会でお好み焼きを振る舞いました。

茂木幹事長
「最近、若手の議員からですね、『意外と敏充』と言われているようですね。意外と料理ができたりとかですね、自民党幹事長というと何かすごく威厳があって『怖い』とか『永田町としか考えてない』こんなふうに思われがちかもしれないですけど」

 地元大学生らとの対話集会では、親しみやすさもアピールしました。

石破元幹事長
「おわびすべきはおわびをし、虚心坦懐に公平で公正で誠実で親切な自由民主党というものを作って参りたいと思っております」

 石破元幹事長は自民党愛知県連大会に出席しました。

 講演では総裁選に関して具体的なことは言及せず、「新しい自民党を作るのは党本部というよりも地域の皆様方だ」などと支援者に呼び掛け、「自民党がいかにあるべきか」について語りました。

 小泉進次郎元環境大臣は福島県で開かれたサーフィンの大会に駆け付けました。

 アメリカのエマニュエル駐日大使と波乗り姿も披露し、いまだ風評被害に苦しむ福島の海の安全をアピールしました。

 記者団とのやり取りでは「政治とカネ」の問題で信頼回復が進んでいないと強調し、「地方の不満が相当に寄せられていることは事実だ」と述べました。

 そのうえで、総裁選への出馬について問われると「福島の海で大使とこんなコラボが実現すると思わなかったので、今はその喜びに浸り、他のことは考えられません」とかわしました。

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