自民党の笹川博義衆院議員=群馬県太田市で2021年7月10日、高橋努撮影

 自民党茂木派の笹川博義衆院議員(群馬3区)は前橋市内で開かれた7日の自民党群馬県連大会で、派閥裏金事件への政権の対応に批判が集まっていることを念頭に「組織のトップにけじめをつけてもらわなければならない。自民党の再生の第一歩にはならない」と述べ、岸田文雄首相に事実上の退陣を要求した。

 岸田首相の政権運営について「様々な政策を展開し、国民経済そしてそれぞれの安心安全のために汗をかいたのは事実だ」とした上で「それを正しく理解し、評価してもらうためには、けじめをつけなければならない」と述べた。【加藤栄】

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