7日に投票された東京都知事選で、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏(41)の落選が確実となった。石丸氏は同日夜、新宿区内の事務所で「結果においては都民の総意が表れた。胸を張って、できることは全部やったと言い切れる」と語った。

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 報道陣から国政挑戦の可能性を問われると、「選択肢としては考える。広島1区。岸田(文雄)首相の選挙区です」と述べた。自身の新党結成についても、「可能性はあるんじゃないですか。太陽が爆発する可能性もある」と含みを持たせた。

 石丸氏は、同市長だった5月に突如、都知事選への立候補を表明。6月に辞職し、都内へ活動拠点を移すと、告示後は1日10カ所前後で演説。その様子を映した多数の動画が連日配信され、SNSでは連日、トレンドワードにもなった。演説会場には多くの聴衆が集まり、急速に支持を広げた。

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