安倍元首相が殺害された銃撃事件から2年となる8日、事件現場には多くの人が献花に訪れています。

奈良市の近鉄・大和西大寺駅前には献花台が設置され、朝から多くの人が手を合わせています。

2年前の7月8日、選挙応援の演説中だった安倍元首相総理が銃撃され、死亡しました。

2023年の献花では銃のような形の不審物を持った男が現れたことから、8日は献花に訪れた人の手荷物検査が行われています。

【献花に訪れた人】「生きていていただいたらよかったなと思うことがたくさんあります。今まで本当にありがとうございました」

【献花に訪れた人】「あっという間です。無念ですけど安らかにお眠りください」

この事件では、山上徹也被告(43)が殺人の罪などに問われていて、母親が入信し1億円以上献金していた「旧統一教会」に恨みを抱き、「安倍元総理とつながりがあると思い犯行に及んだ」などと供述しています。

裁判に向けては争点などを整理する手続きが既に4回行われましたが、初公判は年明け以降になる見通しです。

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