高市経済安保担当大臣が安倍元総理大臣の命日に合わせて経済安全保障政策に関する著書を出版しました。9月の自民党総裁選を見据え、保守派にアピールする狙いがあるものとみられます。

 著書は、経済安全保障に関する法律の解説などが中心で高市氏は発売日について「いくつかの候補日の中から安倍氏の命日でお願いをした」と説明しています。

 高市氏は、前回2021年の総裁選で安倍氏の全面的な支援を受け、国会議員票では4人中2位の114票を獲得しました。

 9月の総裁選についても出馬を模索しています。

 ただ、自民党内には「安倍さんという柱がなくなって今は保守系議員がバラバラの状態だ」と指摘する声もあり、推薦人20人を確保できるかは不透明です。

画像:5日の閣議後会見より

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