7日に投開票が行われた東京都知事選挙で、選挙ポスターを貼る掲示板の枠が不足したことを受け、日本維新の会の吉村共同代表は、「デジタルの掲示板で対応すべき」と提言しました。
【日本維新の会 吉村洋文共同代表】「ポスター掲示板の問題。本来の公職選挙法で想定していないような事態になってきている。法改正していく必要がある」
7日に投開票が行われた東京都知事選では、史上最多となる56人が立候補したため、選挙ポスターの掲示板48枠にポスターが収まりきらず、一部が枠の外に貼り付けられるという異例の事態となりました。
さらに、一部の掲示板では風俗店に関する内容など、候補者とは無関係なポスターが貼られ、都民に混乱を与えました。
一連の問題について日本維新の会の吉村共同代表は「ポスターの内容などの規制は困難」とした上で、掲示方法については「各自治体の選挙管理委員会に判断の権限を与えるよう法改正すべき」と話しました。
【日本維新の会 吉村洋文共同代表】「掲示板からはみ出た人たちがいるわけじゃないですか。クリアファイルで対応していましたけど、あれって本来おかしいと思う。必ずしも木の掲示板じゃなくてもいいという判断ができるようにする法改正、つまりそれはデジタルで対応するということにすればいいんじゃないか」
この問題を巡り、自民党などは「公職選挙法の見直しも含めて対応策を検討する」としています。
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