鶴岡市の小学校で、特産のメロンについて学ぶ特別授業が行われた。給食の時間にはメロンが振る舞われ、子どもたちが旬の味覚を楽しんだ。

この出前授業は、庄内地方特産の「メロン」について子どもたちに理解を深めてもらおうと、市とJAが協力して毎年行っている。
10日、市内にある朝暘第五小学校の5年生のクラスで、市内の砂丘地でメロンを栽培する農家の男性が、栽培で気を遣うことや美味しいメロンの見分け方などを教えた。

(メロン農家・本間卓さん)
「大きくてネットが上まで綺麗に張っているものがおいしい。あとは、おしりの部分にちょっとヒビが入っているのが食べごろ」

給食の時間には、地元で収穫し8分の1サイズにカットされたアンデスメロンが振る舞われ、子どもたちが旬の味覚を楽しんだ。
庄内地方のメロンは、砂丘地を活かして大正時代の1918年から栽培が始まり、毎年6月から8月にかけて出荷されている。

毎年7月6日は「庄内砂丘メロンの日」にも定められていて、このメロン給食も昭和から続く鶴岡市の名物給食となっている。

(児童)
「メロン農家の話を聞いてメロンを作ることは大変なんだと学んだ。味わって感謝して食べていきたい」
「メロンのことがすごくわかった。(Q.故郷においしいメロンがあるのはどう?)最高!」

メロン給食は、7月中に市内のすべての小中学校で行われるという。

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