防衛省は、特定秘密の不適切な運用や海上自衛隊員による潜水手当の不正受給など相次ぐ不祥事を受けて、陸海空の自衛隊トップらのべ220人を一斉に処分しました。
防衛省は、安全保障に関わる「特定秘密」が部隊内で漏洩(ろうえい)していたとして自衛隊のトップである統合幕僚長らを訓戒などの処分としました。
海上自衛隊では隊員が潜水手当を合わせておよそ4300万円水増しして、不当に受け取っていたとし74人を免職などの処分、また、基地内の食堂で代金を支払わずに飲食をしていたとして22人を停職などの処分としました。
これにより海上自衛隊トップ、酒井海幕長が19日付で辞任します。
さらに防衛省職員が部下に対して威圧的な言動をしたとして幹部職員3人をパワハラで停職などの処分としています。
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