元幹部自衛官らでつくる民間シンクタンクが7月13日、東京都内で台湾有事を想定したシミュレーションを行いました。

シミュレーションは、中国が2027年に台湾に侵攻するとのシナリオで2日間にわたって行われ、自民党の国会議員らが首相や閣僚の役を務めました。

首相役の自民・小野寺元防衛相は、「中国の台湾に対する武力での侵攻の可能性は決して低くない」「日本国民を守るために、武力攻撃予測事態として国民を守る」などと述べました。

また、防衛相役の自民・細野元環境相は「サイバー攻撃は明確に始まっている」と述べました。

初日の13日は、中国軍が東シナ海で活動を活発化させる中、北日本で震災が発生する複合事態を想定した対応を検討し、武力攻撃予測事態と認定するかどうかも議論されました。

14日は、中国が台湾への武力侵攻を開始した後の対応の課題を探ります。

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