自民党の東京都議補選(7日投開票)での惨敗を受け、萩生田光一・前政調会長が16日、都連会長を引責辞任する方針を明らかにした。萩生田氏は、惨敗の要因とされる派閥による裏金問題の当事者で、党内でも都連会長の辞任を求める声が相次いでいた。

 萩生田氏は同日昼、党本部内で記者団の取材に応じ、「都連会長を引かせていただく。選挙結果を含めて責任を取らざるを得ない」と辞意を表明した。正式な辞任の時期については検討中で、後任を選定するまでは会長を続ける意向も示した。(森岡航平、藤原慎一)

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