自民党の萩生田光一前政調会長は16日、東京都議会補欠選挙での党の大敗を受け、都連会長を辞任する意向を示した。「指揮を執った私の責任は大きかった」と述べた。
自民党本部で都連や都議会の執行部との打ち合わせ後に記者団に明らかにした。都知事選と同日の7日に投開票となった東京都議補選で、自民党は候補者を擁立した8の選挙区で2勝6敗と大敗した。
萩生田氏は「選挙の結果を踏まえて責任を取らざるを得ないという決断をした」と話した。都議選の敗因を「都議の候補者自身の努力だけではなく、国政の様々な影響もあった」と分析した。
2025年は都議選と参院選が控える。後任の都連会長について、8月にも各選挙区の支部長の常任総務会を開き、役員選考会を設置して選考する。萩生田氏は「人心一新をして組織を変えて、新しい体制で来年に向かってやっていくと決めた」と説明した。
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