「スマホでゲームをしていた」大河原町議会に見学に来ていた複数の小学生から町議会議員が指摘されました。大河原町では16日、全員協議会が開かれ、問題の町議が議会に謝罪しました。

大河原町民は
「行政に携わるものであればしっかり頑張っていただかないと…」
「大河原の代表として議会をやってほしいと思う」

大河原町民がこう訴えるのは、「町議による議会中のスマホゲーム問題」です。大河原町の佐藤貴久町議(73)が先月10日の本会議中、「スマホのゲームアプリをしていた」と見学に来ていた小学生が発見。感想文で発覚しました。

15日、佐藤町議に話を聞くとー

佐藤貴久 大河原町議
「本会議中にゲームしたって記憶は本当にないんです。携帯の(電卓)機能をやって閉じて無意識のうちにおそらくアプリが同じ画面に入ってますから、それ(ゲームアプリ)をクリックしてしまったんだと思います」

無意識的にアプリを起動してしまったと話す佐藤町議。ゲームをしていたかどうかは「覚えていない」としながらも「モラルに反する行為」と反省を口にしました。

佐藤貴久 大河原町議
「それはもう議会議員としても社会人としてもモラルに反する行為です。子供たちに指摘されて自分を見つめ直す機会になって、むしろ逆に今となっては感謝してますよ」

そして、16日に全員協議会が開かれ、冒頭で佐藤町議が謝罪。他の議員からは厳しい意見が相次ぎました。

秋山昇 大河原町議
「記憶がなかったと、とんでもない話だと私は思ってますよ」
山崎剛 大河原町議
「皆さんに大変なご迷惑をかけている中で恥ずべきことなんですよ!恥なんですよ!」

一部の議員から辞職勧告決議案が出され、今月24日にも採決が行われる見通しです。

佐藤貴久 大河原町議
「小学生に残念な思いをさせたことを深く反省しておりますし、小学生だけではなく議会や町民の方にご迷惑をおかけしたことも深く反省し自覚しております」

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